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左翼リベラルの手にかかると歴史的名言もプロパガンダに利用されてゴミ屑のようになる

左翼リベラルの政治家はいつも、一見耳障りの良い言葉を使って国民を期待させる。
「経済を良くする」とか、「災害で苦しんでいる人を救う」とか、もっともらしい目的を掲げ、その目的の為にもっともらしい政策を掲げられるものの、中身は全く逆のものが多く存在する。

その例として、筆者にとって最近の出来事の中で印象に残っているのが、菅政権で言われた「自助・互助・公助」だ。
これは、江戸時代の名君、上杉鷹山の名言「自助・互助・扶助」を元ネタにしている。
上杉鷹山は、政治家・役人が「民に対しては赤子に対する母の心をもって接して政治を行う」ことを基礎とした。
その上で、民は民自身で自らを助け(自助)、民同士で助け合い(互助)、貧しい者は皆で助ける(扶助)ことを基本として、民が殖産興業によって自律的に豊かになるように、政治家・役人が民を助けたのだ。
このように、政治家・役人が民が豊かに生活できるように、自律的に生計が立てるように支えた上で、食べていけなくなるような民がいなくなるようにするという意味で、「自助・互助・扶助」という言葉が使われたのだ。

にもかかわらず、当時の菅首相は、コロナ自粛で多くの国民が経済的に苦しむ中で、経済的援助を断ち切りながら、「国民は自助、互助、公助でコロナを自力で乗り切れ」と平気で言ってのけたのだ。
つまり、「政府の援助など期待せず、国民は勝手に自分で自らを助け(自助)、勝手に助け合う(互助)ことで乗り越えろ(公助は???)」と断言したのだ。

当時の政権は、コロナ禍という経済的な不況の中、あろうことかコロナ増税によって国民の首を締めたにも関わらず、中途半端な経済支援のみにとどまり、国民を切り捨てたのだ。

上杉鷹山の「自助・互助・扶助」を知る筆者が菅政権の言葉を聞いた瞬間、「あたかも『自助・互助・扶助』の精神で救われるという国民に期待をさせて、その言葉をプロパガンダに使うだけで愚策しかできずに、国民を見殺しにするのか」と思ったものだ。

耳障りの良い言葉を使って国民を騙すのは左翼リベラルには限らないのだが、そのような言葉を聞いても、言葉だけを信じて期待するのではなく、彼らの行動で判断するべきなのだ。
でなければ、ただでさえ、性善説で他人を信用しがちなお花畑日本人は、また騙されて、苦しい生活をさせられるだけなのだ。
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

TAG : インテリジェンスプロパガンダ自助・互助・扶助

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