AQUOIBONISTEのインテリジェンス・ブログ

この記事は、私の天安門事件に関する回答として、拝見しました。
しかし私は、共産主義の話なんかしていません。
中国の話をしています。

現在の中国は資本主義と社会主義（共産主義）のハイブリッド国家です。
簡単な動画を紹介しますので、ご覧下さい。

■小学生でもわかる鄧小平理論
https://www.youtube.com/watch?v=TnvGCRfJeqI

・鄧小平名言集
「白猫であれ黒猫であれ、ネズミをとるのが良い猫だ」
「外国の一部の者は私を改革派だとみなし、他の人々を保守派だとしてきた。私を改革派とするのはまちがっていない。もし四つの基本原則を堅持する者を保守派だというのなら、私は保守派になる。実は改革派でも保守派でもない。比較的正確にいえば、私は実事求是派だ」
※実事求是・・・事実をもとにして真実を求めること
※四つの基本原則・・・社会主義の道、人民民主主義独裁、中国共産党の指導、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想
「西洋の国々が議会選挙をやることに反対しないが、わが中国大陸ではやらない。三権分立や両院制はやらない。われわれが実行するのは全国人民代表大会という一院制であり、これが中国の現実に適している」
「大陸では次の世紀に、半世紀経てば普通選挙が実行できるであろう」
「中国には一〇億の人口があり、人民の文化水準も不十分であるから、直接選挙を普遍的に実行するためには条件が未成熟である」
「われわれは実際に適合しなければならず、自己の特徴に基づいて自己の制度や管理方式を決定しなければならない」
「計画が多いか市場が多いかは社会主義と資本主義の本質的区別ではない。計画経済イコール社会主義ではなく、資本主義にも計画はある。市場経済イコール資本主義ではなく、社会主義にも市場がある。計画と市場はともに経済の手段である。」
モザンビークのシサノ大統領と会見した際に、こう語った。「中国の経験によれば、あなたがたは社会主義をやるなかれ、とお勧めしたい。少なくとも大雑把な社会主義（スターリン・モデルの社会主義）は、やってはいけないし、もしやるとしてもあなた方自身の国の特徴をもつ社会主義をやるべきである」

・参考文献
『鄧小平 (講談社学術文庫) 』
https://amzn.to/36MGhNM

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>共産主義者たるグローバリストが望むのは、世界の混沌である。

グローバリストは共産主義では無いと思います。
少なくとも中国の共産主義とは無関係です。

なぜなら中国は信仰の自由は認めていますが、
宗教が政治に口出しすることは許しません。

つまり、日本の創価学会や統一教会、アメリカのキリスト教原理のような
宗教団体が政治に口を出すことは許しません。

そして国際金融資本家が政治に口出しすることも許しません。
アメリカを支配しているのは資本家です。
この国家を超越した資本家たちがグローバリストですが、
中国では彼らが政治に口出しすることは許しません。

なぜなら国家の目的は国民を幸福にする事ですが、
資本家たちの目的は金を儲ける事だからです。

資本主義も共産主義も経済システムの考え方であり、
善悪の物差しで測るものではないと思います。

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一番困るのは、欧米は衰退しているのに、
中国を嫌う事は、日本が欧米とともに衰退するという事実です。

ウイグル・ジェノサイドも香港デモもチベット問題も
裏でアメリカが工作した中国への弱体化政策です。
それは天安門事件の昔から行われています。

アメリカはロシアと戦わせるために、ウクライナにナチス教育を行いました。
ロシア人を憎ませるためです。
そして日本は中国と戦わせるために、中国人増悪を洗脳しました。

アメリカは日本に原爆を二度投下し、空襲を行い何十万も虐殺しました。
中国は日本に何をしましたか？
中国は日本に戦後賠償を要求しませんでした。

●周恩来
https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E5%91%A8%E6%81%A9%E6%9D%A5_%E7%94%9F%E6%B6%AF
「わが国は賠償を求めない。日本の人民も、わが国の人民と同じく、
日本の軍国主義者の犠牲者である。
賠償を請求すれば、同じ被害者である日本人民に払わせることになる」と公言した

下記はウィキより
●周恩来は「復讐や制裁では憎し­みの連鎖は切れない。20年後に解る」と諭した。
周恩来は言った
「最初の日本人戦犯裁判で起訴155人死刑7人執行猶予付き死刑3人が確定したが
周恩来の指示で最終的に起訴51人死刑なし無期懲役なし懲役20年4人に減刑された。

あまりの寛大な処置に収容所スタッフから不満が出たが
「今は分からないかも知れないが20年後、30年後に分かる」という
（ちなみに連合軍側が裁いたBC級戦犯の裁判では死刑判決が920人、終身刑判決が383人だった）。

また、日本人戦犯だけでなく、対日協力者だった戦犯にも寛容であり、
満洲国皇帝の愛新覚羅溥儀や蒙古聯合自治政府主席のデムチュクドンロブなどが
周恩来から特赦と役職を与えられている。

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311 では中国が無償提供した「大キリン」が福島を救いました。

■福島第一原発に今も「中国製巨大ポンプ車」がスタンバイする理由
原発事故の被害拡大から日本を救った中国製巨大ポンプ車「大キリン」は今も駐在
(2021/5/20)
https://friday.kodansha.co.jp/article/181902


それでも何故か、日本人はアメリカを憎まず、中国を憎むのです。
おかしいと思いませんか？
これはメディアを使った洗脳です。
今現在、メディアを使って「ロシアを悪」と洗脳しているのと同じです。

そしてこのまま行くとどうなりますか？

恐ろしい悪の中国に日本が侵略されると脅し、
改憲→台湾有事→日本は第二のウクライナになります。

アメリカはご存じのように、絶対に自分の国を戦場にしません。
他国を戦場にして兵器を売って軍需産業が大儲けをし、
アメリカの政治家は軍事産業の資本家から献金をもらいます。

アメリカがどんな国なのか、中国がどんな国なのか、
もう少し考えてみて下さい。

ところで天安門事件の真相はお読みになりましたか？
それでも中国が学生を虐殺したと思われますか？

参考：
■1989天安門事件の背景。
中国のゴルバチョフは如何に育成され、そして排除されたか。(2021/8/2)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-676.html

世界平和に頑張る、中国とロシアの活躍。

軍産複合体国家のアメリカは、戦争ビジネスで儲ける国です。
戦争、紛争が無いと経済が回らない。

■アメリカの戦争ビジネス　日本語字幕　(2022/3/12)
https://www.youtube.com/watch?v=TcLb24jLzvc


一方、ロシアは資源国家、中国は経済国家なので、
世界が平和でないと貿易できない、経済が回らない。
ゆえにこの2国は、平和を求めます。

下記の田中宇氏の主張に、私は全面賛成ではないですが、
それでも中国を敵視する間違いは理解できると思います。

■世界の運営を米国でなく中露に任せる 　(2023/6/7)
https://tanakanews.com/230607armenia.htm


少なくとも世界のイスラム教国家の2大巨頭、
イランとサウジの平和的仲介を中国が成し遂げたことは、
イスラム教徒のウイグル人への中国の虐殺が
アメリカ側のデマだという証拠のひとつです。