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熊本に再び水俣病に匹敵する公害を許してはならない
そもそも、半導体の製造工場は、その企業が汚染物質の処理に関する真摯な努力がなければ、物凄い猛毒物質や公害物質を垂れ流すこととなる。
日本の半導体製造工場は、日本人の真摯な努力によって、高価だが高性能な毒物除去装置によって、とても環境にやさしい工場となっている。
しかし、TSMCはそうではない。
TSMCは毒物除去作業などの公害対策を全く行っていない。
公害を工場周辺に垂れ流すことで、周辺住民の健康被害を犠牲にしたコスト安を実現した。
現在、台湾では大気汚染の酷さによって、屋外ではマスクが必須だ。
河川の25%は毒の河となっている。
筆者は大手企業が歌うESGは環境詐欺だと思っているのだが、TSMCもその例に漏れず、おおよそ「二酸化炭素を減らします」とか「水資源を大切にします」と主張しているが、ストレートに公害対策についての言及はほとんどない。
TSMCは近年、中国での工場建設を断念した。
現地の中国人に公害問題で反対されたからだ。
台湾の高雄でも抗議デモが続いている。
しかし、現在、日本の熊本ではほとんど住民による反対運動が行われていない。
中国人や台湾人でさえ嫌がる企業の工場を日本人は受け入れるのか?
熊本の住民は全員、TSMCの実態を知るべきだ。
半導体の工場というのは、ただでさえ環境汚染のリスクが高いのだ。
台湾では、TSMCの半導体工場周辺では大気汚染がひどく、人工透析が必要となる患者が世界一となっている。
それと同じ状況が熊本にできつつあるということだ。
現在、政府や官僚やマスコミは、「報道しない自由」を行使して、TSMCの環境汚染行為は一切報道せず、「TSMCは素晴らしい」とのみ、報道している。
環境問題はじわじわと多くの人に対して健康被害をもたらし、その原因が特定の企業の行為であることを裁判などで訴えるのは非常に難しい。
つまり、一度建設されてしまっては、それを止めるのは不可能に近いくらいの多大な努力が必要で、しかも、その問題解決には長年の月日が必要となるのだ。
一度失われた美しい環境を取り戻すのはとても大変だ。
熊本県民やその周辺の住民の方々には、是非とも正しい情報を知った上で、真実を知ってほしいと思う。
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