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北海道ニセコの現状:日本にあって日本でなくなった町
北海道の「ニセコ」という町をご存じだろうか。パウダースノーと呼ばれる、スキー場としては世界有数の極上の場所である。ニセコはスキーリゾートとして素晴らしい町である。しかし、このスキーリゾート・ニセコは日本にあって、殆ど日本ではなくなってしまった。
ニセコの土地はほとんど外国人に買われてしまい、リゾート地の9割の資本は外国に乗っ取られてしまっている。スキーリゾートのホテルなどで働く者は全て外国人だ。日本人が働こうと思っても、ホテルの掃除の仕事しかさせてもらえない。ホテルのベッドメイキングだけが日本人というとてもみじめな状況だが、自給1500円でベッドメイキングの仕事が出来るため、逆に現地の人たちの中には喜んでいる人もいるような現状だ。ニセコ全体で見れば、日本人は奴隷のような仕事しかさせてもらえないにも関わらず、「時給が高いからうれしい」というような、喜んで奴隷になっているような悲しい状況だ。日本人が日本人として普通に働くことが出来ない場所になってしまったのが今のニセコなのだ。
町には英語などの外国語で溢れ、リゾート地を音連れる人の9割は外国人で、日本人はほとんどいない。レストランに入ると外国人仕様の値段なのでとても高い。レストランで働く人たちは全て外国人なのに、日本に居て日本語が通じない。これが日本と言えるのだろうか?
スーパーには外国人に向けた商品が並んでいるため、高級牛肉がワンパック2万円、高級ウニはワンパック4万円で売られており、われわれ一般の日本人が買うのが大変難しい高価なものだ。貧乏な日本人を対象にされていないのだ。世界では今、急速に日本の貧困化がすすんでおり、平均的な日本人は平均的な中国人や韓国人よりも既に貧しくなっているのだ。
このニセコの状況は意図的に作り出されたことが問題である。日本は今、重要な土地や資源から順番に買われていっている。「大切な資源を奪われ、労働資本として買われ、外国のためのビジネスをさせられ、その利益を全て外国に奪われていく」ことを歴史的には「植民地」と言われてきた。日本のニセコは完全に外国の植民地となってしまっているのだ。
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
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