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ESGはグローバリストの手にかかり、「環境・社会・ガバナンス」ではなく「邪悪で・悪魔的な・全体主義」になってしまった

ESGSDGsという言葉を見たり聞いたりしない日がないほどにESGSDGsの売り込みが日常的に行われている。だが、その中身を正確に理解している人は皆無に等しい。

ESGというのは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス/企業統治(Governance)の頭文字をとったものだが、要するに、「①環境にやさしくて、②社会にやさしくて、③責任ある経営(=企業統治)をした企業に投資しましょう」というスローガンが掲げられており、大手の資産運用会社や金融機関は、この環境原則を順守するよう、求められてきた。つまり、「投資をするときはESGを意識して、地球にやさしい企業に投資しましょうね♪」というプロパガンダが行われたのだ。

ESGはもともと、「社会的責任投資」という名で呼ばれていた。「社会的責任投資」とは、例えば「人殺しにつながる軍事産業には資金提供したくないと考える宗教団体が投資をする際には、軍事産業を除いた企業に投資する」といったものであったり、「イスラム系団体が株式投資する際には、酒やたばこ、豚肉に関わる企業には投資したくない」といったものを指していた。それが徐々に、「児童強制労働をしている企業には投資しないようにしよう」だとか、「人権弾圧をしているような企業には投資しないようにしよう」といった投資が行われるようになっていった。

だが、いつしか、国連(United Nationsの事で、国際連合と訳すのは正しくないと筆者は考えているのだが)がESGを利用するようになった。

国連はまず金融機関に対して「責任投資原則(PRI、Principles for Responsible Investment)」というものに署名することを迫った。この責任投資原則というのは、以下の6つの原則によって構成されている。

1.私たちは投資分析と意志決定のプロセスに ESG の課題を組み込みます。
2.私たちは活動的な(株式)所有者になり、(株式の)所有方針と(株式の)所有慣習に ESG 問題 を組み入れます。
3.私たちは、投資対象の主体に対して ESG の課題について適切な開示を求めます。
4.私たちは、資産運用業界において本原則が受け入れられ、実行に移されるように働きかけを 行います。
5.私たちは、本原則を実行する際の効果を高めるために、協働します。
6.私たちは、本原則の実行に関する活動状況や進捗状況に関して報告します。

つまり、金融機関が責任投資原則に署名することで、地球環境を守るためにESGにふさわしい企業、つまり、「地球環境にやさしい企業に投資をすることで金融機関が果たすべき責任を果たします」ということを宣言させられた。当初は署名する金融機関が少なかったが、大手マスコミが「責任投資原則に署名した企業は素晴らしい!」というプロパガンダを流し続けたため、徐々に多くの金融機関が責任投資原則に署名することとなった。

一旦、署名させられることとなった金融機関は、「責任投資原則によって果たすべきESG投資とはどういうものであったのか」はわからなかっただろう。ESG投資は当初は、「極力、投資の銘柄選定過程でESGを考慮する、つまり、地球環境にやさしい企業を応援するような投資をする」といった程度であった。

それが徐々に「持続的な地球のために!」という、一見耳障りの良い口実にして、超巨大企業の利権を拡大するために利用されていった。超巨大企業群全体で見れば、グローバリストが企業活動によって世界を独裁的に独占的に支配する投資へと変わっていった。そう、ESG投資はいつしか、「社会的責任投資」から「環境・社会・企業統治を大切にする投資」へと変わり、「邪悪で(Evil)、悪魔的な(Satanic)、グローバル全体主義(Globalism)」へと変わっていったのだ。

一見、耳障りの良い謳い文句の契約書(責任投資原則に対する署名)にサインさせておいて、後から実は「巨額な債務の連帯保証人になる契約書にサインさせられた!」のと同じなのが、責任投資原則に対する署名だったのだ。

そして、世界最大大手の資産運用会社であるブラックロックは2020年頃より、ESGを全面的に押し出して、グローバリストのために運用資産を武器化した。つまり、「本当は環境にやさしい企業活動をしている企業を『ESG評価の悪い企業』というレッテルを貼って、株式の売り浴びせなどの攻撃を行う」という過激な左翼活動家と化したのだ。ブラックロックのCEOラリー・フィンクはあまりにも過激なESG投資に舵きりをして世界の多くの企業を潰し始めたため、世界中で多くの者がラリー・フィンクを批判している。

最近になって、ようやく、ESGやSDGsの嘘が世界中にバレてきて、ブラックロックをはじめとするESGを武器化する企業に対して、最近ようやく批判の声が増え始めた。ESG投資とはどういうものか、実は「環境・社会・ガバナンスにやさしい企業を応援する投資」ではなく、「邪悪で悪魔的なグローバリストを応援する投資」であることを知ろう。

信じる者は巣喰われる。騙されてはいけないのだ。


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